営業・調達・経理・人事・ITのコーディネーターとしてローカルの皆さんと各部門の重要なKPI達成の為に活動しています。

日本本社とのコミュニケーションのサポートや日本のやり方を基にしたアドバイスも行います。

日本よりもより幅広い分野を担当させて頂いているので、より広い視点でローカルの皆さんとどうすれば会社をより良くできるか考えて取り組める事をやりがいに感じます。

そのような一段上の経験をさせてもらえている事と仕事の仕方・考え方・文化の違うローカルの方から逆に学ぶべきも多くこれらは自分自身の成長に繋がっていると信じています。

まず時差のある日本本社から夜に届いているメールの確認から始まり、次に出られる時は製造の朝の朝礼に出席します。

その後日中はKPI達成や課題解決の為のローカルとの打合せや自身の検討、経理部門としての解析や週・月・半期・年間のレポートの作成などを取組む時間帯とかける時間を決めた一日のスケジュールに沿って進めていきます。

夕刻以降は日本本社とのリモート会議がある時は対応します。そして帰る前に翌日の大体のスケジュールを決めると言った流れです。

一番苦労しているのは何と言っても言葉です。 英語は学生の時に少し勉強しただけで、最初は簡単な日常会話すらできませんでした。

当然、ビジネスにおいてはよりコミュニケーションの内容が複雑になりますので英語力を高めないと業務にも支障が出ますし、ローカルの方と親睦を深めたり信頼を得る事も難しくなります。

通訳の方がいますが人数が限られている上、通訳を介してのやり取りだと通常よりも時間がかかってしまいます。

こちらに来てから毎日短時間ですが勉強を続けています。

私は以前はディーラーでトヨタ車の販売をしていました。

その時に商品の素晴らしさを実感する中、部品を含め製造する側の世界に興味を持ち、培った営業のスキルを自動車部品の製造会社の営業として活かしてみたいと考えました。

豊臣機工はディーラーの同僚のお父さまが勤めていて知っていた為、応募しました。

私は生まれてから住民票が名古屋から一度も出た事がなく、また保守的な一面もある為海外勤務を全く希望していなかったので、とても驚き不安に思いました。

コロナの影響で赴任開始が一年延び心の準備をする期間が長く取れた事と、いざ決まってしまえば、なるようにしかならないと気持ちを切り替え不安を取り除きました。

今となっては自分の知らなかった世界で大変貴重な経験を沢山させて頂いていますので感謝していますし、自分の殻を破ってチャレンジする事は大切な事だと実感しています。

調子どう？と気軽にお互いに挨拶を交わしあうとても明るい雰囲気の職場です。

ハロウィンやクリスマスなどのイベントでは仮装をしたり皆で盛り上がって楽しみます。

また誕生日・出産など誰かの嬉しいニュースがある時は仲間で一緒にお祝いし不幸があった際には慰めあうなど情に厚く優しい方ばかりの素敵な職場です。

赴任者向けに住居や車など生活に必要な物の支給・補助をする制度があります。

また現地の従業員の方と同じく十分な制服の支給、運動施設利用費の補助、季節のイベント時の食事支給なども利用させてもらっています。

体制とは少し違いますが、家族帯同で来ているため家族の病院や学校などのケアが必要な際に休んだり時差出勤する事を皆さんが理解してサポートしてくれる事も有難いです。

仕事においてはもっと自分の担当する領域に関する知識（現地のルールなど）を増やしそれらを基にローカルスタッフと共に課題の解決にあたれるようになりたいです。

プライベートにおいては、せっかく家族と共に赴任していて、家族もこちらの生活に順応して頑張ってくれていますので、帰国までに可能な限り北米地域の多くの場所へ旅行に連れていきたいと考えています。

日本にいる時から好きだった映画と海外ドラマを見る事は続けています。

少しでも英語のヒアリングの訓練になるように日本語字幕は付けますがアメリカかイギリスの作品を選び音声を英語にして鑑賞しています。いつかは字幕を除きたいです。

もうひとつこちらに来てから始めた事として週に１回ですがジョギングをしています。 １年前に会社で健康意識向上を目的とした5Kと言う5キロを走る又は歩くイベントがありそこで5キロ走りきれず悔しかった事と体力の衰えも実感していたので走り始めました。

少しずつ距離を伸ばして10キロは休まず走れるようになりました。仕事を一日頑張り切るのにも体力は必要なので継続して、もっと長い距離も走れるようになりたいです。